北海道旭川市の旭山動物園で妻の遺体を焼却したとして、死体損壊容疑で同園飼育員の市職員鈴木達也容疑者(33)が逮捕された事件で、北海道警は21日、妻を殺害したとして殺人の疑いで鈴木容疑者を22日に再逮捕する方針を固めた。道警の調べに「首を絞めて殺し、その日に燃やした」との趣旨の供述をしている。いずれも捜査関係者への取材で分かった。
旭川地検は21日、死体損壊罪で鈴木容疑者を起訴した。起訴状によると、3月31日午後9時36分ごろから4月1日午前3時39分ごろまでの間に、妻由衣さん(33)の遺体を動物園の焼却炉に入れて焼き、損壊したとしている。地検は認否を明らかにしていない。
道警によると4月23日、由衣さんの親族から「3月下旬ごろを最後に連絡が取れない」と相談があった。鈴木被告が任意聴取に対し、遺体を運んで焼いたと説明したことから動物園内を捜索、焼却炉内で由衣さんの遺体の一部を発見し、4月30日に逮捕していた。
捜査関係者によると、園の防犯カメラには3月31日午後9時ごろ、被告が車で大きな荷物を持ち込み、職員用の門付近で降ろす姿が写っていた。道警は遺体を運び込み、数時間にわたって焼いたとみている。(共同)