妻殺害疑い飼育員を再逮捕「妻からの要求に不満あった」旭山動物園

北海道旭川市の旭山動物園の焼却炉で妻の遺体を焼却したとして、死体損壊罪で同園飼育員の市職員の男が起訴された事件で、道警は22日、同市内の自宅で妻を殺害したとして殺人の疑いで男を再逮捕した。男は同市神楽1条12丁目、鈴木達也容疑者(33)。道警によると容疑を認め「妻からの要求に不満があった。ロープで首を絞めて殺した」という趣旨の供述をしている。

道警は園内で複数のロープを押収しており、殺害に使った可能性があるとみて調べる。園内の焼却炉から見つかった妻の遺体の一部は、複数の人骨だと新たに明らかにした。

再逮捕容疑は3月31日午後6時半ごろ~午後8時35分ごろ、自宅で妻由衣さん(33)を殺害した疑い。市の記録では、容疑者は同日は通常通り勤務し、定時退庁した。

道警や捜査関係者によると4月23日、由衣さんの親族から「3月下旬ごろを最後に連絡が取れない」と相談があった。鈴木容疑者が任意聴取に対し、遺体を運んで焼いたと説明したことから動物園内を捜索し、4月30日に死体損壊容疑で逮捕した。旭川地検は今月21日、同罪で起訴した。

園の防犯カメラには3月31日午後9時ごろ、被告が車で大きな荷物を持ち込み、職員用の門付近で降ろす姿が写っていた。道警は遺体を運び込み、数時間にわたって焼いたとみている。(共同)