東京都新宿区の会社事務所へ強盗に入ろうとしたとして、警視庁捜査3課は25日までに、強盗未遂などの疑いで、栃木県のアルバイト安達慎哉容疑者(20)と、同県に住む高校2年の少年(17)を含む17~20歳の男ら計6人を逮捕した。うち1人が、匿名性が高い通信アプリで指示役と連絡を取っていたといい、警視庁は匿名・流動型犯罪グループ(匿流)が関与しているとみて調べている。
捜査関係者によると、この会社事務所では、3月にも窃盗未遂事件が起きており、その際に使われた車が、栃木県上三川町の強盗殺人事件前に現場付近で目撃された車の特徴と酷似していた。警視庁と栃木県警が関連を捜査している。
6人の逮捕容疑は他の仲間と共謀し、4月7日午後2時10分ごろ、配達員を装って事務所に侵入した上、40代の男性会社役員にスプレーを噴射し、ドアが閉められた後もステッキでドアを突くなどし、金品を奪おうとした疑い。
捜査3課によると、実行役や凶器の準備役とみられ、一部は同じ小中学校に通うなど面識があったという。
6人は事件前に栃木県内に集まり車で新宿区へ向かったとみられる。4月13日に捜査員が都内でこの車に乗っているうち1人の男(20)を職務質問し、強盗未遂容疑などで逮捕していた。(共同)