【王位戦挑決】羽生善治九段、終盤ミス響き伊藤匠2冠に敗退「難しいと思って指していました」

タイトル獲得通算100期への挑戦を目指して伊藤匠2冠との王位戦挑戦者決定戦に臨む羽生善治九段

タイトル獲得通算99期のレジェンド羽生の100期挑戦はまたしても持ち越された。藤井聡太王位(23)への挑戦権を争う、将棋の伊藤園お~いお茶杯第67期王位戦挑戦者決定戦、伊藤匠2冠(23)対羽生善治九段(55)戦が28日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。角換わりで始まった対局は後手の伊藤が羽生を下し、王位戦初挑戦を決めた。

形勢が二転三転する混戦の終盤、ミスが響いた。最後の1勝が壁になった。羽生九段は「駒がぶつかってからに判断がつきかねる感じで、難しいと思って指していました。ちょっと苦しいんじゃないか。そんなに自信がなかった」。今年5月1日の棋聖戦挑決では服部慎一郎七段、昨年王座戦挑決では伊藤に敗れている。昨年6月、日本将棋連盟会長を退いた。「プレーヤーに専念する」として本年度はここまで9勝2敗。まだチャンスはある。