【棋聖戦】藤井聡太棋聖V7へ 7戦7勝の千葉県で白星発進決める 5番勝負4日開幕

7連覇を目指してタイトル戦初登場の服部慎一郎七段の挑戦を受ける藤井聡太棋聖(日本将棋連盟提供)

7連覇を目指す藤井聡太棋聖(竜王・名人・王位・棋王・王将=23)がタイトル戦初登場の服部慎一郎七段(26)の挑戦を受ける、将棋のヒューリック杯第97期棋聖戦5番勝負第1局が4日、千葉・木更津の龍宮城スパホテル三日月で開幕する。両対局者は3日、現地入り。前日検分、会見、前夜祭をこなした。

名人戦4連覇を果たしたばかりの藤井は、永瀬拓矢九段に1勝3敗で迎えた3月8、9日の王将戦7番勝負第5局(栃木・大田原市のホテル花月)、増田康宏八段に1勝2敗だった棋王戦5番勝負第4局(同15日、栃木・日光きぬ川スパホテル三日月)と、ともに負けられない「ダブルかど番」からの5連勝。「ダブル防衛」を決めた。名人戦では糸谷哲郎九段にストレート勝ち。復位を目指す王座戦挑戦者決定トーナメント1回戦で斎藤明日斗六段も下し、10連勝中だ。

会見では、「開幕に向けていろいろと考えることもできたと感じています。コンディションとしてもよい形で臨めるのではないかと思っています」と語った。

ホテル三日月グループでのタイトル戦は、2021年(令3)に当地で棋聖初防衛戦の開幕勝利から、昨年の棋聖戦V6まで8戦8勝。千葉県でのタイトル戦は7戦7勝。相性がいい。「今年は開幕局。また、気持ちも新たに頑張っていきたい。特に意識せず、自然体で臨めればと思います」と強調した。

2日制で持ち時間9時間の名人戦から、今回は1日制で持ち時間4時間になる。「ペース配分、残り時間が少なくなってからの決断力、集中力が問われる。1手1手考えて皆さんに楽しんでいただけるような熱戦にできればと思います」。前夜祭でもこう決意を述べていた。