藤井聡太棋聖(竜王・名人・王位・棋王・王将=23)がタイトル戦初登場の服部慎一郎七段(26)の挑戦を受ける、将棋のヒューリック杯第97期棋聖戦5番勝負第1局が、4日午前9時から千葉・木更津市の龍宮城スパホテル三日月で開幕した。
先手後手を決める振り駒は、歩が4枚出て藤井が先手、服部が後手で、お互いに飛車先の歩を突いてスタートした。序盤から前例のない力戦となり、1手1手に時間を使うスローペースとなった。服部が9筋と1筋の歩を相次いで突く変化球からの角換わりで進み、24手目で正午からの昼食休憩に入った。
勝負メシは、藤井が「国産牛のステーキ丼 クレソンのサラダとフォール添え」、服部は「はまぐりと帆立とからすみのアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ(はまぐり抜き)」「国産牛のステーキ丼 クレソンのサラダとフォール添え」「かけそば(本来は「かけそば あじ天 三日月野菜の天婦羅」)」の3品をすべてハーフで頼んだ。
盤面は、研究手筋の定跡型で午前中からスイスイと50手も60手も指し進められる最新型とは違う。ひと昔前のタイトル戦らしく、じっくりとした進行で午後1時から再開された。この後は、どこかのタイミングでペースが一気に上がり、激しい寄せ合いとなりそう。
持ち時間は各4時間。この後は午後3時におやつが出される。決着は4日夜の見込み。