ペルー大統領選で決選投票 フジモリ氏、4度目の挑戦 世論調査の支持率は互角で接戦予想

ペルーで7日、大統領選の決選投票が始まる。故アルベルト・フジモリ元大統領の長女で4度目の挑戦となる右派ケイコ・フジモリ氏(51)と、左派ロベルト・サンチェス元貿易・観光相(57)の争い。世論調査の支持率は互角で接戦が予想される。

投票は日本時間8日午前7時まで。即日開票され、大勢判明は8日中の見通しだが、接戦の場合は結果確定に時間がかかる可能性がある。

主な争点は治安や経済対策で、外交も注目される。ケイコ氏は、かつて左翼ゲリラを壊滅に追い込み治安を改善させた父の功績を前面に出した選挙戦を展開。一方で父の強権的な姿勢を嫌う「反フジモリ派」の反発も招いた。外交面は日本や米国と関係強化を図る構えだ。

サンチェス氏は貧富の格差是正を提唱。中国やロシアなど主要新興国で構成するBRICSへの加盟を目指す方針を示している。

スペイン通信が6日報じた世論調査結果によるとケイコ氏は支持率44・1%、サンチェス氏は43・7%で競っている。

新大統領は7月28日に就任し、任期5年。有権者数は約2700万人。(共同)