W杯ユニホーム、アディダスがナイキを逆転し14チームでトップ 中国系も拡大

アディダスの日本代表ユニホーム(2026年撮影)

サッカーのW杯は各国・地域のユニホームを手がけるメーカーにとっても、見本市となる場だ。今回の北中米3カ国大会では、日本やアルゼンチンに提供するアディダスが14チームで最多。フランスや米国など12チームのナイキが2番手で続く。この「2強」に加え、中国資本の入ったメーカーもじわりと勢力を広げつつある。(共同通信調べ)

スペイン紙によると、32チームが参加した前回カタール大会は、ナイキが13チーム、アディダスが7チームだった。出場48チームとなった今回は、大会規模の拡大に乗じた形でアディダスが倍増させ、ナイキを逆転した。前回、ナイキだったカタールやサウジアラビアは、今回アディダスに変わった。アディダスは国際サッカー連盟(FIFA)の最上位スポンサーで、大会公式球「トリオンダ」も手がける。

中国のスポーツ用品大手、安踏体育用品(アンタ)が筆頭株主となったプーマは前回と同じく3位ながら、提供チーム数は前回の6から11に増えた。スペイン発祥ながら同じく中国資本のケレメも、ボスニア・ヘルツェゴビナとヨルダンの2チームに提供している。

独自路線では、ウズベキスタンが国内メーカーの「7SABER」を着用する。ロゴがひらがなの「て」に見えると話題になっている。

アディダスは99年から日本のオフィシャルサプライヤーになり、約2年ごとに新しいユニホームを発表している。今回のコンセプトは「HORIZON(水平線)」で、中央に日本を囲む空と海からなる水平線をモチーフとした複数のグラフィックが施されている。また「COLORS」をコンセプトにしたアウェーユニホームは、オフホワイトを基調にして選手の個性を表す11色のストライプをあしらって大人気となっており、入手困難な状況が続いている。(共同)