トランプ米大統領は20日、先進7カ国首脳会議(G7サミット)でのイタリアのメローニ首相とのツーショット写真を巡り、メローニ氏が「一緒に撮ろうと何度も頼んできた」と改めて交流サイト(SNS)で主張した。その直後、メローニ氏はインスタグラムで「いわれのない攻撃は無意味だ」と反発。両者の応酬が続いている。
問題の写真はG7サミットが開かれたフランス東部エビアンで17日、ソファに座る2人が話す様子のものとみられる。
トランプ氏はSNSで、イラン攻撃への協力をイタリアが拒否したと不満を訴え、メローニ氏が支持率回復のため自身と再び親しくなろうとしていると自説を展開した。
一方、メローニ氏は「私の人気はあなたと関係ない。自身のことに集中してください」と反論した上で「この話題にはもう戻らない」として沈静化を図った。
トランプ氏はメローニ氏と良好な関係を築いてきたが、イタリアがイラン攻撃に一定の距離を置いたほか、トランプ氏がイラン攻撃に批判的なローマ教皇を痛烈に非難したことに対し、メローニ氏が「容認できない」と苦言を呈したことを受け、亀裂が生じていた。
トランプ氏は19日放送のイタリアのテレビ局による電話取材で、メローニ氏から写真撮影を「懇願された」と発言。メローニ氏は「作り話」「懇願したことは一度もない」と反発し、イタリアのタヤーニ外相が訪米予定を見合わせるなど外交問題になっている。(共同)