南米ベネズエラ北西部で24日に起きた連続大地震で、ロドリゲス国会議長は26日、死者が少なくとも920人になったと述べた。負傷者は3360人という。地元メディアが伝えた。行方不明者の生存率が著しく下がる「発生後72時間」が27日夕(日本時間28日朝)に迫り、被災地では懸命の救出作業が続いた。
トランプ米大統領とルビオ国務長官は、ベネズエラのロドリゲス暫定大統領と電話で会談、同国への支援を再確認した。暫定大統領が交流サイト(SNS)で26日明らかにした。
行方不明者の所在確認を目的としたウェブサイトには数万件が登録されている。AP通信は、携帯電話で連絡が取れていない人や重複も含まれている可能性があるとしている。
国会議長によると、建物の倒壊被害の大半は首都カラカス北方のラグアイラ州に集中。救助活動の調整や治安確保のため被災地に軍を派遣したと明らかにした。また道路の渋滞を防ぎ、迅速な救助活動を確保するため、市民にラグアイラ州に行かないよう訴えた。
ロイター通信によると、ベネズエラの石油相は26日、連続地震による石油生産施設への影響はなく、通常の操業を続けていると述べた。
AP通信によると、メキシコやエルサルバドルなどからの救助隊が活動を開始しているほか、スペイン、ドイツ、スイスなどからも相次いで救助隊が到着した。(共同)