40代教員 私物のストーブやサーキュレーター持ち込み 東京・北区の小学校火災、対応検証へ

東京都北区の区立滝野川第三小で起きた火災で、音楽を担当していた40代の女性教員が出火元とみられる音楽準備室に、私物の電気ストーブやサーキュレーターを持ち込んでいたことが分かった。

2日に記者会見した同小の高草木政浩校長が明らかにした。同席した北区の山田加奈子区長は、児童の避難を含む初動対応や施設管理体制を検証し、年度内をめどに結果を取りまとめるとした。

高草木校長によると、教員は以前から校舎1階の家庭科室の洗濯機を使い、4階の音楽準備室で洗濯物を乾かしていたと話しているという。出火当時は自身の服を干していた。校長は「私物の保管や洗濯は適切ではない」と述べた。

警視庁によると、校舎4階の準備室内で見つかった電気ストーブは繊維片が付着し、出火当時は通電状態だった。教員は調べに「サーキュレーターを使って洗濯物を乾かしていた」と説明しており、警視庁が失火の疑いで捜査している。

火災は6月19日午前10時55分ごろ発生。準備室の隣の音楽室にいた児童や女性教員らが、屋外のひさしへ一時避難した。11人がけがをし、そのうち女性教員と児童の計2人が骨折した。(共同)