レッサーパンダ風太23歳に、人間なら100歳超え 直立する姿で人気「来年もこの場所で」千葉

後ろ脚で直立する姿で人気を集めた千葉市動物公園のレッサーパンダ「風太」が5日、23歳になった。人間なら100歳を超すとみられ、国内最高齢記録である24歳まであと1年。元気に過ごしているといい、担当飼育員伊藤泰志さん(61)は「来年もこの場所で皆さんとお祝いできれば」と話す。

誕生日セレモニーは暑さなどを考慮し、屋内での様子を生中継。風太の好物であるふかしたサツマイモやササの葉などで飼育員が手作りした特製ケーキが贈られた。もりもりと懸命に食べる様子に、会場からは「かわいい」と歓声が上がった。

3、4カ月に1度は風太を見に来るという千葉県佐倉市の京増克典さん(53)と彩子さん(51)夫婦は「元気で長生きしてくれたら」と話した。

担当者によると、この1年間大きく体調を崩すことはなかった。食欲はあり、気温の低い朝夕は散歩をするが、普段は小屋の中でゆっくり過ごすことが多いという。

風太は静岡市の日本平動物園で2003年に生まれ、繁殖のため翌年に千葉市動物公園へ。立ち姿で注目を集め、テレビのコマーシャルに起用されたこともあった。長野市の茶臼山動物園から来た雌との間に多くの子をもうけ、5代目の子孫である来孫までいる。(共同)