囲碁界の若手女性棋士が和服姿で見せた「白瀧らんか杯」評判も上々「また着たい」

「白瀧らんか杯」に出場した高山希々花初段、張心澄二段、竹下奈那初段、柳原咲輝二段(左から)

囲碁の20歳以下の若手女性棋士4人が和服姿で対局する新たな大会「白瀧らんか杯」が4日、東京都練馬区の「白瀧呉服店」で行われた。同店の協力を得て、若手の活躍の場を広げるとともに、囲碁の魅力と和文化の美しさを多くの人に伝えることを目指している。

出場したのは高山希々花初段、張心澄二段、竹下奈那初段、柳原咲輝二段。まずは高山対張、柳原対竹下で対戦し、勝ち上がった高山対柳原の決勝は、柳原が制した。

この大会を企画した実行委員長の木部夏生三段は、「和服のかっこよさと、囲碁の厳格な空気感は相性がいいはず」と、「映え」を意識した。今年早々、一力遼名人を通して白瀧呉服店の白瀧佐太郎店主を紹介してもらい、白瀧店主から和服と囲碁の融合を提案されたという。

「若手棋士の真剣勝負の姿や、1人1人の魅力に触れてもらいたいし、次の囲碁界を担う後輩を支えたい」との思いで、木部はクラウドファンディングで資金を集めた。100万円の目標に対し、125万6000円を85人の支援者から得て、今回の運営に充てた。

当日は大盤解説も含め、資金を出してくれたファンが対局を観戦した。大会は大成功。最後は棋士とファンの交流の場として撮影の場も設けた。木部は、「多くの人に共感してもらえたのは今後縁大きな収穫でした。1回で終わるのではなく、長く続けられる大会にしたい」と手応えを感じていた。