林明子さん死去 絵本「はじめてのおつかい」児童文学「魔女の宅急便」第1巻挿絵も

「はじめてのおつかい」などの作品で知られる絵本作家の林明子(はやし・あきこ、本名征矢明子=そや・あきこ)さんが1日午後10時58分、肺炎のため長野県諏訪市の病院で死去した。81歳。東京都出身。葬儀は家族で行った。喪主は長男征矢剛(そや・たけし)さん。

1973年に絵本「かみひこうき」で絵を担当し、絵本作家としてデビュー。筒井頼子さんとの共作「はじめてのおつかい」が76年に発表されると評判になり、長年にわたって愛された。

他の作品に、自身で文章も手がけた「おつきさまこんばんは」、「こんとあき」など。「おふろだいすき」(松岡享子さん作)は絵を担当し、サンケイ児童出版文化賞美術賞を受賞した。宮崎駿監督によってアニメ映画化された角野栄子さんの児童文学「魔女の宅急便」第1巻の挿絵も描いた。

子どもの表情を生き生きと描いた絵本はロングセラーとなり、福音館書店によると、作品の累計発行部数は2000万部以上に上る。(共同)