同居女性の唇を縫い合わせたとして、傷害の疑いで茨城県古河市の桜井政恵容疑者(49)が逮捕された事件で、縫われたとされる日時から通報まで約24時間たっていたことが8日、古河署への取材で分かった。女性はその間、会話や食事ができなかったとみられる。近くの商店に駆け込み、店員に助けを求める内容のメモを示していた。
署によると、桜井容疑者が唇を縫ったのは6月29日午後1時半ごろとみられる。店員が通報したのは30日午後1時半ごろだった。
2人は2025年4月ごろから同居していた。他にも同居人がいたとみられ、署は桜井容疑者らの生活の実態を調べている。
桜井容疑者の自宅を昨年11月に訪れたという知人男性(54)は8日取材に応じ、家には桜井容疑者の他に「女性が2、3人いて、中高生くらいの男性も1人いた」と明かした。元同僚の女性(49)によると、3年ほど前、桜井容疑者から「行くところのない女の子を、親に連絡して家で預かっている」と聞いたという。
逮捕容疑は自宅で女性(42)の唇を複数回縫い、全治不詳のけがを負わせた疑い。署は認否を明らかにしていない。(共同)