英首相官邸ネコ「ラリー」新首相迎える バーナム氏の愛犬「アクセル」との相性に心配する声も

英首相官邸で「ネズミ捕獲長」を15年間務める人気者の雄ネコ「ラリー」が20日、バーナム新首相を迎えた。官邸が歓迎ムードに沸く中、バーナム氏の愛犬「アクセル」が引っ越してくるかもしれず、ラリーとの相性を心配する声も出ている。

ラリーが仕える首相は7人目。スターマー前首相が官邸を去ると、ラリーは玄関前で毛繕いを繰り返し、落ち着かない様子だった。約1時間半後にバーナム氏が到着した時には玄関前から姿を消していた。

官邸や英メディアによると、ラリーはネズミ捕りの能力を買われて2011年に動物愛護団体から引き取られた。過去にも首相がペットを連れて引っ越した例はあり、22年10月~24年7月のスナク元首相在任時にはスナク氏の愛犬との間でいざこざが起き、ラリーがいつも優勢だったという。

ラリーは19歳で、人間なら90歳ほど。英国のネコ保護団体はウェブサイトで「ラリーはバーナム氏の愛犬と友好連合を築けるか」と題した特集を組んだ。まずはガラス越しに5分間対面させ、徐々に対面時間を増やすことなどを助言した。

アクセルは社交的な性格で知られる小型犬。バーナム氏が市長を務めた中部マンチェスターの私邸にとどまり、ラリーの不安が杞憂に終わる可能性もある。(共同)