南鳥島沖に「中重レアアース」 採取量の半数超 海洋機構27年2月に本格的な採掘試験を実施

海洋研究開発機構は24日、地球深部探査船「ちきゅう」が南鳥島(東京都小笠原村)沖の深海底で実施したレアアース(希土類)の採掘試験で、採取した泥から、より貴重な種類でハイテク製品に不可欠な「中重レアアース」を複数検出したと発表した。

レアアースの採取量の約54%を占めたという。総量は明らかにしていない。結果を踏まえ、2027年2月に同じ海域で本格的な採掘試験を実施する。東京大の岡部徹教授(材料学)は「本州から遠く離れた南鳥島で、水深数千メートル潜って採るコストを考えると産業利用は厳しいのではないか」と話した。