農林水産省がコメの民間在庫量について、6月末時点で過去最大の243万トンに上ったとの調査結果をまとめたことが24日分かった。
民間在庫の適正量とされる180万~200万トンを大幅に超過しており、コメ余りによる価格下落がさらに加速する可能性がある。 農水省は3月末時点で、6月末時点の民間在庫量を221万~234万トンと予測したが、見通しを上回る在庫が積み上がった形だ。
コメ農家の主食用米の生産意欲は依然として高く、生産量は732万トンを見込み、需要推定の最大711万トンを上回るもよう。その結果、27年6月末時点の民間在庫量はさらに増え、最大281万トンに達する見通しだ。
農水省は24日、全国約千店舗のスーパーで7月13~19日に販売したコメ5キロの平均価格が、前週に比べ30円安い3373円だったと発表した。値下がりは4週連続。
スーパーでの店頭価格は、コメの余剰感から特売やセールが進み、今年6月末には5キロ当たり3400円台にまで下落ししている。
農業関係者からは、新米が出回るのを前に、25年に放出した政府備蓄米の早期買い戻しを求める声が高まっている。(共同)