「イオンモール熊本」(熊本県嘉島町)の爆発で、女性従業員2人が死亡した雑貨店の運営会社「ハビタ」の幹部2人が2日、報道陣の取材に応じ、亡くなった2人が地震後に一時避難してから、売上金を金庫に移すため、会社側が館内に戻るよう指示したと明らかにした。
遺族によると、亡くなった1人は熊本市の大竹玖瑠美さん(22)。7月28日の地震後、いったん外に出たが、館内に戻るのが目撃されていた。
会社側から謝罪を受けた大竹さんの母親は「(娘は)帰ってこないんですよ」と泣きながら訴えた。ハビタの営業部長は報道陣の取材に「今から考えると、命に代えるものではない」と述べた。
3日の葬儀には多くの友人らが集まった。中学高校でバレーボールに打ち込み「厳しくも明るいキャプテン」だったという大竹さん。参列者は涙をぬぐい、手を合わせてひつぎを見送った。