京都市下京区の真宗大谷派本山・東本願寺で4日、僧侶になるための儀式「得度式」があった。
夏休み中の子どもらが各地から集まり、大人に交じってお坊さんの仲間入りをした。震度7の地震が起きた熊本県からも男児が参加し、真剣な表情でお勤めに臨んでいた。
同派では宗祖親鸞が得度した年齢にちなみ満9歳から式に参加できる。この日の参加者100人のうち9歳は48人。頭にかみそりを当ててもらう「剃刀の儀」の後、僧侶が身に着ける「墨袈裟」と法名を授与された。
式には熊本県美里町の善通寺住職鷲山利生さん(47)の三男流映さん(9)も参加。地震の影響で本堂内の壁がはがれたり、仏具が倒れたりしたが、家族にけがはなかった。流映さんは式終了後の取材に「人の役に立てるお坊さんになりたい」と力強く話した。
得度式は通年で実施され、8月の2回は子どもが多く参加する。(共同)