悠仁さま 原爆慰霊碑に供花 広島訪問、公務で初

秋篠宮家の長男悠仁さま(19)は7日、ボーイスカウトの大会出席などのため、広島県を訪れ、広島市の平和記念公園で原爆慰霊碑に供花された。公務での広島訪問は初めて。

午前11時半過ぎ、スーツ姿の悠仁さまは松井一実市長に案内され、真っすぐ前を見ながら慰霊碑へ進んだ。白菊の花束を手向け、深く拝礼した。

その後、原爆被害を受けた校舎が一部残る本川小学校平和資料館を見学した。小学校では児童約400人が亡くなった。悠仁さまは、原爆投下で壊滅した広島の街を再現したパノラマ模型の前で、学校があった場所について説明を受け「爆心地から一番近い小学校ですか」と尋ねていた。

この日夜、神石高原町で国内外のボーイスカウトのキャンプ大会に当たる第19回日本スカウトジャンボリーの大集会に出席し、式典で初めてとなるあいさつに臨んだ。冒頭、熊本県の地震に触れ「お見舞いの気持ちをお伝えするとともに、被災地の復旧が進むことを願っています」と述べた。

参加者に向け「仲間と交流を深め、友情を育むことは心に残る時間になると思います。私も活動に参加し、多くのことを学びたい」と話した。

式典に先立ち、悠仁さまは自身が宿泊するテントを同年代の参加者と一緒に設営して交流した。

1泊2日の日程で、8日はキャンプを視察する。(共同)