お盆休みの帰省や旅行客によるラッシュが8日、本格的に始まった。JRや高速道路の下りは利用のピークで、空の便も満席が相次ぎ、駅や空港は混み合った。
東京駅の東海道新幹線ホームは朝から混雑し、列車が次々に出発していった。息子2人と広島市の実家に帰省するという東京都杉並区の会社員、奥村佳代さん(49)は「連休中は久しぶりに親族とゆっくり過ごしたい」と表情をほころばせた。
羽田空港にも多数の人出が。宇都宮市の自営業近藤珠里さん(36)は家族4人で長崎県の夫の実家に向かうといい「海や川での遊びで自然を満喫したい」と声を弾ませた。
熊本空港には続々と帰省客や支援者が到着。熊本市に帰るという名古屋市の会社員山崎理予さん(27)は「帰省できてうれしいが被災地の人は大変」と思いやった。
震度7の地震があった熊本にはボランティアを含め多くの人が訪れたが、九州新幹線の一部で不通が続くなど、交通網への影響も長引いている。
高速道路は中央自動車道や関越自動車道、名神高速道路などの下りで10キロ以上の渋滞が相次いだ。
JR旅客6社は7月、お盆期間に当たる8月7~16日の新幹線、在来線の指定席予約が前年比3%増と発表している。