熊本市の大西一史市長は10日の記者会見で、熊本県内で最大震度7を観測した地震の影響で休園が続いている国特別史跡・熊本城について、13日に再開する見込みだと明らかにした。安全が確認され次第、日程を確定する。「多くのエネルギーを与えてもらい、復興の力になってほしい」と述べた。
熊本城は地震が発生した7月28日から休園。市によると、今月10日時点で石垣が40カ所で崩れるなどした他、天守閣などで壁の崩壊といった被害が確認された。熊本城は2016年の地震でも被災し、復旧作業が続いていた。
また歌手の長渕剛(69)は10日、公式サイトで、18日の熊本城ホールでのツアー公演を予定通り開催することを発表した。犠牲者への追悼や被災者へのお見舞いの言葉とともに、収益の一部などを義援金として送ることも表明した。「熊本の皆様への深い敬意と、一日も早い復旧・復興への願いを胸に、一人でも多くの方へ『明日へ向かう力』を届けたい。その強い決意をもって、長渕剛は熊本のステージに立ちます」と、決行に至った理由を説明した。
高市早苗首相は10日、熊本地震の非常災害対策本部会議で、被災者生活再建支援法が熊本県全域に適用される見込みとなったことを明らかにした。住宅が損壊した世帯に、最大で300万円支給できるようになる。11日で地震発生から2週間。復興への動きも出てきている。(共同)