コロンビア地震100人超死亡 西部でM7.4、建物倒壊 日本への津波の心配なし

米地質調査所(USGS)によると、コロンビア西部で10日午前7時34分(日本時間同日午後9時34分)、マグニチュード(M)7・4の地震があった。内陸部で建物の倒壊や土砂崩れなどの被害が発生し、デラエスプリエジャ大統領は111人が死亡、87人が負傷したと発表した。日本の気象庁によると、日本への津波の心配はない。

震源に近いペレイラやカリなど各地で被害が出ており、政府によると1500戸超の住宅が被害を受けた。被災地では倒壊した建物内に取り残された人の救助が続いた。

土砂崩れや倒木によって主要道路が通行止めになるなど交通インフラも影響を受けているほか、ペレイラでは空港内の天井や壁が崩れ、病院で停電も発生した。

デラエスプリエジャ氏は被害状況の確認や被災者への支援を進めるため政府内に対策本部を設置し、非常事態宣言を発令した。米国務省は10日、避難所や食料確保などを支援するため1550万ドル(約24億円)を拠出すると発表。隣国エクアドルや中米エルサルバドルの大統領らが救助隊派遣を申し出るなど支援の輪も広がっている。

USGSによると、震源はペレイラの西約60キロで深さは110キロ。震源地近くでは1999年にもM6級の地震が起き、1100人以上が死亡した。

6月には隣国のベネズエラでM7超の連続大地震が起きたばかり。ベネズエラ政府は10日、死者が6301人になったと発表した。(共同)