台風15号、茨城県へ初上陸 列島横断、熱帯低気圧に

台風15号は11日午後、茨城県南部に上陸した。その後、列島を横断して日本海へ抜け、12日午前9時の観測で熱帯低気圧に変わった。気象庁によると1951年の統計開始以降、同県への台風上陸は初めて。気象庁は東北と関東甲信で12日、低い土地の浸水や、河川の氾濫に警戒を求めた。

台風15号は、列島の北側に停滞している高気圧周辺の風に流され、東から西へ進む珍しいルートをたどった。

気象庁によると、台風に流れ込む暖かく湿った空気などの影響で大気の状態が不安定となり、12日は東北から西日本の広い範囲で大雨が降る所がある見込み。西日本では13日にかけて高潮が発生する可能性があり、厳重な警戒が必要だ。

13日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、東北150ミリ、東海150ミリ、近畿150ミリ、関東甲信120ミリ。(共同)