トランプ米大統領は12日、レビット大統領報道官(28)が8月末で退任すると発表した。レビット氏は5月に第2子の女児を出産し、7月に産休から復帰していた。トランプ氏は交流サイト(SNS)への投稿で「子どもたちや家族とより多くの時間を過ごせるようにするため」だと説明した。
レビット氏はX(旧ツイッター)で「1年半にわたりホワイトハウスの報道官を務めたことは生涯の名誉だった」とトランプ氏への謝意を示した。一方、報道官の激務を続けながらでは「2人の幼い子どもにとって最高のママにはなれない」とし、退任は「ほろ苦い決断」だと吐露した。
トランプ氏はレビット氏の意向を尊重するとし、今後は自身の主要なアドバイザーとなって与党共和党内で影響力を保ち続けると強調した。「私たちは中間選挙で決定的な勝利を収めるために取り組む」とも書き込んだ。後任の報道官には触れなかった。
レビット氏はトランプ氏が返り咲きを果たした2024年の大統領選で陣営の報道担当を務め、25年1月発足の第2次トランプ政権で史上最年少の大統領報道官に就任。定期的に開いた記者会見では政権の主張を早口でまくし立て、批判的な記者を「ジャーナリストのふりをした左翼活動家」と呼んだこともあった。(共同)