金銭授受疑惑に揺れる福岡県議会の蔵内勇夫議長が17日の自民党県議団総会で、議会改革の進展にめどが付いた後、議長職を辞職する意向を伝えていたことが分かった。
複数の自民党県議が明らかにした。自民の総会後、県議会は蔵内氏の議長職の辞職勧告決議案を巡り、採決を中止する動議を賛成多数で可決した。
★福岡県議会疑惑の経過
◆7月6日 福岡県の吉松源昭、江藤秀之両県議が他会派への根回し名目で当時の複数の自民党県議団幹部に現金を支払ったと証言。支払先として名指しされた中尾正幸副議長は否定
◆10日 吉松、江藤両氏とは別会派の元副議長が就任前に現金を払ったと証言
◆11日 元議長の自民党県議が就任前に現金を渡したと証言
◆14日 吉松氏が現金を求められた際に録音したとする音声記録について、中尾氏が大筋で認めつつ、現金授受は否定
◆17日 蔵内勇夫議長が自身の関与を否定
◆24日 中尾氏が議員辞職
◆8月5日 県議会の代表者会議が実態解明に向けた第三者委員会設置を了承
◆14日 吉松氏が蔵内氏に対する議長職の辞職勧告決議案を提出
◆17日 県議会が辞職勧告決議案の採決を中止