和服姿のトップ棋士12人が全国を転戦して公開対局で行う、「2026年度将棋日本シリーズJTプロ公式戦(JT杯=優勝賞金500万円、準優勝150万円)」の2回戦第2局、佐々木勇気八段対近藤誠也八段戦が22日、金沢市「石川県産業展示館」で行われた。角換わりで進んだ対局は、先手の佐々木が107手で近藤を即詰みに討ち取った。
勝った佐々木は、「力をためる手を指されて、均衡の取り方が分からなかった。瞬間的にきつい場面もあったと思って、勝負勝負と指した」と語った。敗れた近藤は、「中盤は指せているところもあるかなと思ったんですけど。何か残せそうと思いながらも難しかった将棋でした」と残念そうだった。準決勝に勝ち上がった佐々木は9月26日、大阪市「インテックス大阪」で斎藤慎太郎八段と対戦する。
次の2回戦第3局は9月5日、広島市「広島サンプラザホール」で永瀬拓矢九段対石田直裕六段戦が行われる。
JT杯の持ち時間は各10分。これを使い切ると1手30秒の秒読みで、ただし1分単位で合計5回の考慮時間がある早指し戦。