相模原市中央区で22日、農道で倒れていて、「殴られたようだ」との通報を受けて搬送された男子高校生が死亡したことが24日、神奈川県警や消防への取材で分かった。捜査関係者によると、高校生の頭部に暴行を受けたとみられる痕があり、事件に巻き込まれた可能性がある。現場から車が逃走したとの情報があり、県警は関連を含めて捜査している。
相模原署や消防によると、死亡したのは相模原市緑区の高校2年生清水刹那さん(17)。22日午前3時ごろ、清水さんの友人が「殴られたようだ」と119番した。意識不明の状態で病院に搬送されたが、24日に死亡が確認された。県警は司法解剖し、死因の特定を進める方針。
救急隊が到着した際、現場には清水さんと通報した友人を含め計5人がいて、現場付近にはバイクが残されていた。捜査関係者によると、付近の防犯カメラには、直前に清水さんが乗車していたとみられるバイクが車に追われるような様子が写っていた。県警が経緯を調べている。
現場は、JR相模線番田駅から南西約600メートルの畑などが広がる地域。近くに住む50代男性によると、清水さんが倒れていた現場の農道は抜け道として使われることも多いという。男性は「まだ高校生なのにかわいそうだ」と話した。
清水さんの中学時代からの友人だという10代の男性は「明るくムードメーカー的な存在で、友達思いだった」と悲しんだ。(共同)