立憲民主党の水岡俊一代表は28日、中道改革連合の小川淳也、公明党の竹谷とし子両代表と国会内で会談し「中道への組織的な合流はしない」と表明した。3党の合流は白紙となった。水岡氏は参院での公明との統一会派結成を含め、最も効果的な連携の形を協議したいと提案したが、同席した公明の西田実仁幹事長は「統一会派は難しい」と拒否した。立民方針を受け、中道と公明は党内で対応を協議する。3党は31日に再び党首会談で結論を確認する方向だ。
水岡氏は会談で「来年の通常国会会期末までに、改めて政権交代を目指す政治勢力の結集を図りたい」と呼びかけた。ただ公明内には、中道に所属する元公明議員が離脱するのが望ましいとの意見がある。高市政権に対峙するため、結党された中道を軸とした3党の合流は頓挫した形だ。
西田氏は記者団に、立民が安全保障関連法の「違憲部分廃止」を掲げている点に触れ「根本の政策が一致しておらず、統一会派を組むのは難しい」と指摘した。
3党は7月にまとめた合流協議の中間整理で、秋に見込まれる臨時国会に向け「新しい体制」で臨む必要があるとの認識を共有。8月末をめどに結論を得るとして幹部間で協議を進めてきた。ただ、立民の地方組織や参院議員に強い慎重・反対論があった。
立民は会談に先立ち、臨時常任幹事会で合流断念の方針を確認。全議員懇談会や全国幹事長会議で対応を説明した。
中道は立民や公明に所属していた衆院議員らが1月に結成。立民と公明に残った参院議員や地方組織も合流する想定だったが、2月の衆院選で中道が大敗したのを踏まえ、3党が存続している。(共同)