中道改革連合が分裂する公算が大きくなった。立憲民主党が中道と公明党との合流を見送ったのを受け、中道に所属する公明出身の衆院議員が離脱する方向で調整に入った。離脱の形式として分党が浮上している。複数の関係者が明らかにした。3党党首は31日午後に会談し、合流断念を確認する見通しだ。中道は31日午前、党首会談に向けて臨時執行役員会を開き対応を協議。その後、公明出身者と立民出身者がそれぞれ国会内に集まり、意見交換した。
秋に見込まれる臨時国会の対応や選挙での協力の在り方などが焦点となる。中道や公明には、離脱後も立民出身者と公明出身者の連携を一定程度維持するため、衆院で統一会派を結成する構想もある。来春の統一地方選で立民と公明はそれぞれ独自候補を擁立する方針で、議席最大化を図るため選挙協力は継続するとの見方が出ている。
立民の水岡俊一代表は28日の3党党首会談で「中道への組織的な合流はしない」と表明し、3党合流は白紙となった。公明幹部は30日、中道の公明出身者を交えて東京都内で会合を開き、党首会談での対応を竹谷とし子代表、西田実仁幹事長に一任すると決めた。
中道は1月の衆院解散前に結成。衆院で49人(副議長を含む)の勢力で、公明出身者が28人、立民出身者は21人となっている。(共同)