中道改革連合、事実上の分裂へ 衆院で統一会派の結成を検討 中立公3党合流の断念確認

中道改革連合の小川淳也、立憲民主党の水岡俊一、公明党の竹谷とし子各代表は31日、国会内で会談し、協議を続けてきた3党合流の断念を確認した。

小川氏は会談で「中道に集った仲間が再起動するための新たな形態を見いだしたい」と表明。中道が立民出身議員と公明出身議員に事実上分裂することを前提に、衆院で統一会派の結成を目指す方針を示した。

1月の衆院解散直前に結党した中道は分裂する方向になった。公明出身議員は中道を離脱する方向で調整に入っている。離脱形式は分党が浮上している。

統一会派の結成は、中道が分裂しても一定程度の連携を維持する狙いがある。統一地方選を巡っては、立民と公明はそれぞれ独自に候補を擁立する方針で、議席最大化を図るため、選挙協力の継続を模索する。

竹谷氏は党首会談後、記者団に「公明だけが合流した場合、公明色が強い中道になる。デメリットを考え、合流を控えるべきだと判断した」と述べた。

3党は7月、合流に関する協議体の初会合で、秋に見込まれる臨時国会に「新しい体制」で臨むとの認識で一致したが、調整は難航。立民は8月28日の3党党首会談で、地方組織からの反対論などを理由に「組織的な合流はしない」と表明し、事実上白紙となった。

中道は、立民や公明に所属していた衆院議員らが1月の衆院解散直前に結成。当初は立民と公明に残った参院議員や地方組織も合流する想定だったが、2月の衆院選で中道が大敗すると慎重論が強まり、3党が存続した。衆院議員49人(副議長を含む)が所属し、公明出身者28人、立民出身者21人で構成している。(共同)