日本新聞協会は2日、2026年度の新聞協会賞を発表し、西日本新聞社の「調査報道『歪んだ関係-福岡県政を追う』」など計6件が選ばれた。
西日本新聞社は、福岡県議会の高額な海外視察に関する特報を発端に、県職員による政治資金パーティー券購入や正副議長ポストを巡る現金授受疑惑をスクープ。「地方政治を監視する報道機関の役割を果たした」と評価された。
ほかに受賞したのは、京都新聞社「情報公開訴訟の開示文書に基づく企画『隠れた刃 黒塗り記録』」▽神戸新聞社「連載『あの熱狂の中で』などSNS選挙を検証する一連の報道」▽山陽新聞社「島を渡る 瀬戸内シーカヤック紀行」▽日本放送協会「NHKスペシャル『ヒグマ 異変の海に生きる』」▽共同通信社「『終わらぬ悲しみの連鎖』 ガザ戦闘から2年の一連の写真報道」。
新聞技術賞は読売新聞東京本社と宮崎日日新聞社の「次世代型標準輪転機の開発」に決まった。
新聞経営賞は該当なしだった。
授賞式は10月16日、松江市で開かれる第79回新聞大会の式典で。応募は新聞協会賞108件、新聞技術賞2件、新聞経営賞1件だった。(共同)