エルニーニョ現象、来年2月まで継続の可能性「ほぼ100%」世界気象機関が予測

世界気象機関(WMO)は3日、南米ペルー沖から西の海域にかけて海面水温が高い状態が続くエルニーニョ現象について、来年2月まで続く可能性が「ほぼ100%」だとする予測を発表した。さらに発達し、今年末にかけて「非常に強い」状態になると予想され、異常気象のリスクが各地で高まる恐れがある。

WMOによると、エルニーニョは今年末ごろにピークを迎える見通しだが、気候への影響は来年に入っても続く見込み。WMOのサウロ事務局長は「これまでにない規模の準備と対応が必要だ」として、各国の気象当局と連携しながら対策を強化する姿勢を示した。

今年9~11月は、世界のほぼ全ての陸地で平年を上回る気温となる可能性が高まっている。エルニーニョの影響の度合いは一律ではなく、地域や季節によって異なるとも指摘した。

WMOは7月、エルニーニョが発生したと発表した。2~7年ごとに発生し、9~12カ月にわたって続くことが多い。世界の気温への影響は、発生した翌年に最も大きくなる傾向がある。(共同)