悠仁さま20歳に 成年皇族の歩み進め 大学では生物の専門的分野を受講、サークル活動も

秋篠宮家の長男悠仁さまは6日、20歳の誕生日を迎えられた。昨年の成年式から丸1年。学業を優先しつつ、宮中行事や公務に取り組み、成年皇族としての歩みを進めている。さまざまな形で支えてくれる人たちに感謝の気持ちを持っているという。秋篠宮ご夫妻や姉の佳子さまと公務に臨む機会も多い。

4月に筑波大2年生となった。宮内庁によると、生物の論文を読むための英語の授業を受け、生物分野の座学や実験は専門的な分野を受講している。夏は野外実習に参加した。友人たちとサークル活動にも励んでいる。

大学がある茨城県つくば市の住居から通学することが増えた。赤坂御用地の宮邸に戻った際は野菜や稲の栽培をし、トンボなどの生息環境の観察も続けている。

昨年9月に成年式を終え、成年皇族の自覚を持ち、皇室の一員としての役割を果たしていきたいとの思いを新たにした。

新年一般参賀や「歌会始の儀」などの宮中行事に初めて参列したほか、5月はフィリピンのマルコス大統領夫妻を歓迎する宮中晩さん会にデビューし、隣に座ったフィリピン側の出席者と英語で言葉を交わした。

地方にはこの1年で成年式関連を含め6道府県を訪れた。8月に単独で訪問した広島県で原爆慰霊碑に供花し、多くの児童が亡くなった小学校の展示見学を通じて、原爆の悲惨さを改めて感じた。神石高原町でボーイスカウトのキャンプ大会にも出席し、式典で初めてあいさつをした。

昨年11月の聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京デフリンピック」は、開会式にご一家で出席した。競技観戦のため、紀子さまと伊豆大島を訪れ、覚えた手話で選手と交流できたことをうれしく思ったという。側近は「1つ1つの行事を丁寧に務め、出会う人たちと心を込めて懇談されている」と話した。