米特使がロシア入りか ウクライナ和平を巡り「戦争終結提案」協議へ

クシュナー氏とウィットコフ氏を出迎えるロシア大統領特使のキリル・ドミトリエフ氏(ロイター)

インタファクス通信によると、ウクライナ和平を巡りロシアとの交渉を担当する米国のウィットコフ和平交渉担当特使とトランプ米大統領の娘婿クシュナー氏らが搭乗したとみられる航空機が5日、モスクワの空港に到着した。プーチン大統領らロシア政権幹部と同日中に会談する見通し。

トランプ氏は4日、ウィットコフ氏らが「戦争を終結させるための提案」を携え、近くロシアとウクライナを訪問すると述べていた。ウィットコフ氏らのモスクワ訪問は今年1月以来。

ゼレンスキー大統領は4日、ウィットコフ、クシュナー両氏がモスクワを訪問した後、6日にキーウを訪れると説明した。両氏のキーウ訪問は2025年1月の第2次トランプ政権発足後初めて。

トランプ氏は「和平に向けた考えがある」とし「おそらく良い結果が得られる」と主張した。詳細には触れなかった。プーチン、ゼレンスキー両氏の間に個人的な「深刻な憎しみ」が存在し「それが(和平の)妨げになっている」と語った。

ゼレンスキー氏はウィットコフ氏らのロシア訪問時は攻撃を中止し航空機の安全な移動を保証すると述べ、ロシアに対しても両氏の滞在中は攻撃をやめるべきだと訴えた。

ウクライナ主要メディアのウクラインスカ・プラウダは、ウクライナ軍が5日午前0時(日本時間午前6時)から8日午後11時59分まで攻撃を一時停止するよう前線部隊に命じたと報じた。(共同)