岐阜のケーキ店火災 3人死亡 「人刺されガソリンまかれ」と通報 殺人と放火で捜査 

5日午後9時ごろ、岐阜県本巣市宗慶のケーキ店「さんらいず」から出火し、焼け跡から男女計2人の遺体が見つかった。他に3人が病院に搬送され、うち男性1人の死亡が確認された。県警によると、出火当時「人が刺された。ガソリンがまかれ、火事になっている」と110番があった。焼け跡を現場検証し、殺人と現住建造物等放火の疑いで捜査している。

搬送後に死亡したのは岐阜県瑞穂市、葬祭業林寛至さん(70)で、捜査関係者によると、事件に関与した可能性があるとみている。

出火当時は閉店後で、店主の女性(66)と知人10人の集まりが開かれていた。遺体で見つかったのは連絡が取れていない知人2人とみられる。他に搬送されたのは店主と男性(65)。

建物は2階建ての店舗兼住宅で、約300平方メートルを焼いた。屋根の一部は焼け落ちて骨組みが見えており、2階の窓が割れていた。6日の現場検証では、ヘルメットをかぶった警察官が店の入り口付近や2階の焼けた部分を外から調べていた。

店のホームページによると、2026年で開店から20年。店内には飲食スペースもある。

現場は樽見鉄道北方真桑駅から南西に1・2キロの住宅や田畑が広がる地域。(共同)