日本のペンはよく回る? プーチン大統領使用とロシア国営ラジオ

ロシアのプーチン大統領が8月下旬、政権幹部との会談で報告を受けながらペンを書類上でクルクル回す映像が国営テレビで放映され、国営ラジオ「マヤーク」の大統領府担当記者が「日本のぺんてるのペンはよく回る」と通信アプリに投稿した。

共同通信がロシア大統領府に問い合わせたところ、ペスコフ大統領報道官は7日までに「大統領はさまざまなペンを使用している」と書面で回答。ぺんてるの商品かどうか肯定も否定も避けた。

ぺんてるブランドを展開するアストラム(東京)は映像を分析し「弊社のペンではない」とした上で「大統領府の担当記者の方が『ぺんてるのペン』と投稿したのは、以前にプーチン氏がぺんてるのペンを愛用したからではないかと考えられる」と取材に回答した。

ロシアでは2019年、プーチン氏が公務で使ったペンのロゴなどから、ぺんてるのペンを常用しているとの情報がインターネットで広まり「国のトップは高級品よりも実用性を重視している」と話題になった。アストラムによると、当時指摘されたペンは数年前に販売を終了した。

プーチン氏は8月27日、連邦医療生物学庁のスクボルツォワ長官と会談。プーチン氏が書類の上で回したペンは色やデザインがゼブラ(東京)の商品に似ているが、同社は「映像からだけでは弊社製品と判断できない」と取材に回答した。(共同)