将棋の伊藤園お~いお茶杯第67期王位戦を4勝2敗で防衛し、7連覇を達成した藤井聡太王位(23)が激闘から一夜明けた10日、記者会見に応じた。9日までの2日制で、神奈川県秦野市「元湯陣屋」で行われた第6局は形勢が二転三転し、双方1分将棋となる激戦の末に伊藤匠2冠(23)を振り切った。
藤井は、「大変なシリーズだったが、充実感があった。防衛できたといううれしさが徐々にわいてくるかと思います」と話した。同学年の伊藤の鋭さ、視野の広さを感じ、「予想していない局面での対応力という課題が残ると感じました」とも語った。
第6局を落とせば、第7局(28、29日)は過去のタイトル戦で3戦3敗の甲府市「常磐ホテル」での開催だった。会見でその話を振られると苦笑い。「あまり結果が出ていないんですけど、対局場として素晴らしいところ。私自身も早く1勝を挙げて、払拭したいと思います」と、大人の対応を見せていた。【赤塚辰浩】