将棋日本シリーズ、JTプロ公式戦熊本大会の2回戦第4局、藤井聡太名人(竜王・王位・棋聖・棋王・王将=24)対八代弥八段(32)戦が12日、熊本市の熊本城ホールで行われた。千日手による指し直しの末、後手の八代が藤井を破って準決勝に進出。藤井のJT杯連覇は途絶えた。
持ち時間各10分の早指し戦で、戦型は角換わり。激しい攻防となったが、八代が的確な指し回しで白星をつかんだ。藤井は「中盤でかなり甘い手を指してしまった」と悔やんだ。
熊本大会は当初、熊本県益城町の「グランメッセ熊本」で開催される予定だったが、7月28日に発生した熊本地震を受けて会場を変更。大会名称も「熊本復興応援対局」に改められた。復興支援の一環として、対局の総手数に応じ、1手につき1万円を熊本県に寄付する取り組みを実施。千日手局の102手と指し直し局の108手を合わせ、計210万円の寄付が決まった。