悠仁さま、初の東北被災地訪問 秋篠宮さまと震災遺構・伝承館を見学

秋篠宮さまと長男悠仁さまは13日、宮城県気仙沼市を訪れ、東日本大震災遺構・伝承館を見学された。宮内庁によると、悠仁さまが東日本大震災の被災地を訪問するのは初めて。津波が4階床上に達した気仙沼向洋高の旧校舎が震災遺構として一般公開されており、3階に流れ込んだ車やがれきなどを真剣な表情で見て回った。

ボランティアで語り部をしている気仙沼高3年の三浦大和さん(18)から被災時の旧校舎の状況について説明を受け、悠仁さまが「窓枠も流されたんですか」、秋篠宮さまは「防潮堤はなかったんですか」とそれぞれ熱心に質問したという。

旧校舎の外にも足を運び、津波で流されてきた冷凍工場が激突して壊れた壁や、屋根が流された屋内運動場なども視察した。語り部として案内した気仙沼向洋高3年の福岡未央さん(17)に、悠仁さまは「上の部分が流されてどこかにいってしまったんですか」と尋ねていた。

東日本大震災では、校内にいた生徒約170人は避難して無事で、屋上に取り残された教員ら約50人も助かった。市は旧校舎などの保存を決め、震災遺構・伝承館は2019年3月に開館した。(共同)