23日午前6時45分ごろ、滋賀県守山市吉身1丁目の路上で「ダチョウが走っていった」と通行人から110番があった。守山署から連絡を受けた同市や同県甲賀市を拠点とする移動型の「堀井動物園」の職員が、付近の集合住宅敷地内でエミューを捕獲した。けが人はいなかった。この園では2010年にカンガルーが、13年にはヤマアラシが脱走する騒ぎがあった。
エミューを飼育していた守山市の施設では門や二重扉を設置するなど対策をしていたが、今回の事態を受け、エミューの飼育方法を見直したいとしている。
園によると、エミューは昨年ふ化した子どもで、体長約1・8メートル。玄関先で放し飼いにしていた。門扉には鉄製の押し扉が付いており、ゴムロープで引っ張り開かないようにしていた。エミューの力では開けられないといい、脱走の原因を調べている。午前6時半の時点では園内にいるのを確認したという。
エミューはオーストラリアの草原などに生息する大型の鳥。鳥類ではダチョウに次ぐ大きさ。飛べないが走るのが得意。(共同)