25日午後0時15分ごろ、群馬県太田市市場町の住宅で「母が刺された」と110番があった。住人の手塚由佳さん(52)が室内で出血し意識のない状態で倒れており、救急隊が駆けつけたが、その場で死亡が確認された。長男(26)も切り付けられ、後頭部などに軽傷を負った。捜査関係者によると、家族の知人とみられる30代の男が逃走し、県警が殺人容疑で行方を追っている。
県警によると、手塚さんは長女(28)と長男の3人暮らし。長女と長男が帰宅した際、黒の長袖シャツと長ズボンを着た男と鉢合わせし、長男が襲われた。その後、倒れている手塚さんを見つけ、長女が110番した。
男は徒歩で北へ逃げたとみられる。血の付いた刃物のような物が現場で見つかり、凶器とみて調べている。
近所に住む70代女性は「手塚さんは小柄でおとなしく、愛想がよかった」と話した。
現場はJR両毛線足利駅の西約3キロの住宅街。(共同)