横浜市の路上で女性に暴行後わいせつな行為をしてけがをさせたとして、不同意わいせつ致傷などの罪に問われた元プロ野球ソフトバンク選手の美嶋隼人被告(44)は1日、横浜地裁であった裁判員裁判の被告人質問で「当時、女性は全部敵に見え、嫌がることをしたかった」と述べた。元妻から暴力を受けたことなどを背景に挙げた。
被告は10~20代の面識のない女性計10人に対するわいせつ事件などで起訴された。複数のケースで、車を運転しながら好みの女性を探していたと語った。
弁護側は当時、離婚調停や自身の娘と会えないといったストレスがたまる事情があったと説明した。また、これまでに性犯罪で有罪判決を2度受けており、今回治療計画書を作成したと明らかにした。
起訴状によると、昨年6月6日、横浜市旭区の路上で、事件当時24歳の女性の口をふさいでわいせつな行為をした際に背中を突き飛ばして転倒させ、両膝などに約11日間のけがをさせたとしている。被告は現役時代「堂上隼人」の名前でプレーしていた。(共同)