6連覇を目指す藤井聡太竜王(名人・王位・棋聖・棋王・王将=23)が棋聖戦5番勝負に続いて服部慎一郎七段(27)の挑戦を受ける、将棋の第39期竜王戦7番勝負第1局が9日午前9時からの2日制で東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」で始まった。先手後手を決める振り駒は歩が3枚出て、藤井が先手、服部が後手と決まった。お互いに飛車先の歩を突いて始まると、服部が研究手順にはない力戦型を志向して、相掛かりとなった。
午前10時になって、最初のおやつが出された。両対局者ともハロウィン限定のスイーツ「ポティロン」を注文した。「ポティロン」はフランス語で「カボチャ」の意味。カボチャのムースにキャラメルソースを忍ばせ、チョコの帽子をかぶせている。上のチョコは甘さ控えめでカカオの香りがして、かぼちゃのムースと溶け合っている。中央部には濃厚なキャラメルソースがかかっている。飲み物は藤井がグアバジュース、服部がジンジャーエールだった。
藤井は当地での対局の際、「ハロウィンの新作を毎年楽しみにとしている」と8日の前夜祭で話していた。つかの間の「糖分補給」になったに違いない。
持ち時間は各8時間。両日ともに午後0時30分から1時間の昼食休憩、おやつは午後3時にも出される。初日は午後6時の段階で手番の側が封じ手を行い、2日目へと指し継がれる。