元ソフトバンク選手の裁判員裁判、懲役18年求刑 不同意わいせつ致傷などの罪 判決は22日

※写真はイメージ

横浜市内で10~20代の女性10人にわいせつな行為や暴行をしたとして、不同意わいせつ致傷などの罪に問われた元プロ野球ソフトバンク選手の美嶋隼人被告(44)の裁判員裁判が13日、横浜地裁であり、検察側は「犯行態様は極めて悪質で、常習性が顕著だ」として懲役18年を求刑した。判決は22日。

検察側は論告で、1人で歩いていた女性を付け狙い、いきなり襲ったり因縁を付けたりしたと指摘。わずか4カ月間で10人のうち9人に対する事件を起こしたことに加え、過去に2度有罪判決を受けた際の性犯罪の手口とも共通しており、再犯の恐れがあると非難した。

弁護側は最終弁論で、被告が治療を受けると約束し、被害者の一部と示談したことなどを考慮するよう求めた。被告は一部否認する一方で「大変な恐怖や苦痛を与えて申し訳ありませんでした」と意見陳述した。

起訴状によると、2020~25年、横浜市の路上で、女性の口をふさいでわいせつな行為をした際に背中を突き飛ばして転倒させ、両膝などに約11日間のけがをさせたなどとしている。被告は現役時代「堂上隼人」の名前でプレーしていた。(共同)