「くまの子ウーフ」「いないいないばあや」児童文学作家の神沢利子さん死去、102歳 老衰

「くまの子ウーフ」などで知られる児童文学作家の神沢利子(かんざわ・としこ、本名古河トシ=ふるかわ・とし)さんが11日、老衰のため東京都三鷹市で死去した。102歳。北九州市出身。葬儀は近親者のみで行った。後日お別れの会を開く。

文化学院卒。童話や童謡、詩などを幅広く執筆。「ちびっこカムのぼうけん」(1961年)や、生きることの喜びと不思議をみずみずしく描いてロングセラーとなった代表作「くまの子ウーフ」(69年)は幼年文学の傑作とされる。

ほかに「ふらいぱんじいさん」(69年)、「流れのほとり」(76年)などを次々発表。「いないいないばあや」(78年)で野間児童文芸賞と日本児童文学者協会賞を受賞した。

以降も創作意欲は衰えず、シベリアの少数民族の暮らしを描いた「鹿よ おれの兄弟よ」(2004年)で小学館児童出版文化賞、講談社出版文化賞絵本賞を受賞した。(共同)