高市首相、靖国神社に真榊奉納 城内実経済財政担当相と小林鷹之政調会長が参拝 秋季例大祭

高市早苗首相(65)は17日、東京・九段北の靖国神社で始まった秋季例大祭に合わせ「内閣総理大臣 高市早苗」名で「真榊」と呼ばれる供物を奉納した。首相周辺によると、19日までの期間中の参拝は見送る方向だ。中国や韓国との間で外交問題化するのを避ける狙いがあるとみられる。城内実経済財政担当相と自民党の小林鷹之政調会長は17日、靖国神社を参拝した。

例大祭では歴代首相が真榊を奉納しており、対応を踏襲した形だ。高市首相は4月の春季例大祭でも真榊を奉納した。

首相は過去の閣僚在任中、8月の終戦の日や春秋の例大祭に合わせて参拝していた。首相就任直前だった昨年10月の秋季例大祭、今年の春季例大祭、終戦の日では参拝を見送り、私費で玉串料を納めた。終戦の日は、全国戦没者追悼式が行われた日本武道館の駐車場で、近接する靖国神社の方角を向き「二拝二拍手一拝」を行い、遥拝した。

首相周辺は今回の例大祭に合わせて遥拝したかどうか「答えを差し控える」としている。

城内氏は参拝後、記者団に「祖国のために尊い命を犠牲にした英霊の御霊に哀悼の誠をささげ、尊崇の念を表した。不戦の決意を新たにした」と述べ、私費で玉串料を納めたと明らかにした。

秋季例大祭では、森英介衆院議長、関口昌一参院議長の他、閣僚では上野賢一郎厚生労働相と城内氏が真榊を奉納した。

例大祭期間中には、超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」が19日に参拝を予定している。(共同)