政府は23日、2026年度の文化功労者にスポーツ振興(ゴルフ)の岡本綾子(75)、メディア芸術(アニメーション)のりんたろう(85)、サックスの渡辺貞夫(93)の3氏らを含む21人を選んだ。
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岡本氏は、海外の大会で若手が次々に活躍する今でも、米女子ゴルフツアー通算17勝は日本勢で断トツだ。本場で名をとどろかせた先駆者の一人。文化功労者に選ばれ「とても光栄。夢にも思わなかった。年齢を重ねるのも悪くないな」と感慨を語った。
高校、社会人とソフトボールの投手として活躍し、国体優勝も経験した。運動神経抜群で、ゴルフを始めて約2年、23歳でプロテスト合格。その翌年に国内初勝利を、米ツアーでも本格参戦1年目の1982年に勝利を挙げた。87年には4勝し、米国人以外で初の賞金女王となった。
国内外で通算62勝の輝かしい戦績を「数字(勝利)をひたすら追いかけてきただけ」と飾らない言葉で表現。世界に羽ばたく日本の後輩たちに「今の若い子は本当にものすごい。頼もしいですね」と目を細める。「この栄誉(文化功労者)で私の役目は終わったのかな。天国の両親に自慢したい」としみじみ話した。(共同)