大型の台風30号、週明け九州接近か 東シナ海を東進へ 気象庁は警戒呼びかけ

大型の台風30号は24日、沖縄の先島諸島に接近、通過した。北上して東シナ海で進路を東寄りに変え、26日に九州へ接近、上陸する見込み。その後四国沖付近で温帯低気圧に変わるとみられる。気象庁は、前線の活動も活発になるとして、西-東日本の広い範囲と沖縄で土砂災害や低地の浸水、河川の増水や高波に厳重に警戒するよう呼びかけた。

東海や近畿では、前線の北上により大気の状態が非常に不安定となって局地的に雨雲が発達。三重県紀北町では24日朝、1時間に89・5ミリの猛烈な雨が降り、地点として10月の記録を更新した。前線は26日にかけて西日本や東日本に停滞する見通し。特に九州北部では長時間にわたり大雨となる可能性がある。

太平洋を西進していた台風30号は当初、そのまま中国大陸へ向かう予想もあったが、太平洋高気圧の張り出しが弱まり、その縁を回る風に流されたため台湾付近で北上。列島上陸後は偏西風に乗って東寄りに進み、四国付近へ向かうとみられる。